【税理士試験】簿記論

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税理士試験とは

 税理士は5科目取得する必要があり、必須科目である会計科目「簿記論」「財務諸表論」の2科目と、選択必須科目である「法人税法」「所得税法」のいずれか1科目以上を含む、税法3科目の合計5科目に合格することが必要となります。なお、税理士試験は科目合格制となり、5年~10年をかけて合格を目指すのが一般的です。

 税理士試験の合格基準点は各科目とも満点の60%と定められておりますが、実際には配点は公表されず、平均合格率は15%前後となります。つまり実質的には競争試験となり、合格を目指すためには受験者全体の上位10%を目指す試験対策が必要です。

私の簿記論成績

受験年
最高成績上位40%

仕事終わりに2時間。土日4時間の勉強。

勉強を始めて最初の年のため、勉強リズムができず、毎日継続的に勉強はできていない。

ただし、授業は真面目にでて、宿題もしていましたがこれが限界。

税理士試験の洗礼をあびることに・・・

結果もちろん簿記論は不合格(B判定)

受験年
成績上位20%~30%ときどき40%

財務諸表論も一緒に勉強を始める。平日2時間。土日で6時間の勉強。

飲み会があっても二次会にはいかず、資格の学校Tへ・・・

飲酒の状態で練習問題をしたことも。運がよければ合格のところまできたが

成績は安定せず。(得意・不得意があったため)

結果この年も不合格(簿記論A判定、財務諸表論A判定)

受験年
常に成績上位10%

心が折れそうになりつつも簿記論と財務諸表論受験。平日2時間。土日8時間の勉強

絶対に2科目合格してやるという気持ちで勉強。

全国答練では簿記論、財務諸表論共にS判定。先生にも合格確実と言われる。

自己採点はボーダーより少しうえ。

結果 簿記論不合格A判定・財務諸表論合格

財務諸表論に合格したためうれしかったが、もう簿記論はしたくない気持ちでいっぱいに。

受験年
常に成績上位5%

簿記論と法人税法を勉強。

簿記論は上級コースで年明けよりスタート。授業は参加のみ(授業中問題をずっと問いていた)

でとにかく答練のみを実施。あえて、難しい質問をして仲の良い講師を困らせていた。

全国答練では全国8位に。本試験は過去最高の難易度の問題※知る人ぞ知るソフトウェアの問題

合格確実が35点のテストで自己採点は47点

結果 簿記論合格

「簿記は習うより慣れろ」と言われている科目です。さらに大事なのはいかにみんなが合わせられる回答を誤らず合わせられるかが大事です。上級者はすべて解けるため、すべてを解きにいこうとしますが2時間の試験ですべてを解くのは今の税理士試験では不可能に近いと考えています。働きながら1年で合格しようと思うなら、勉強はあたりまえでプラス簡単な問題は100%合わせる力が必要だと今なら思います。上位40%でも合格している人はたくさんいます。最後は諦めない気持ちが一番です。

簿記論あるある

  • 合格率が10%のときもあれば20%のときもある。※結局は「運」
  • 全国答練で上位10%に入ったら本試験は落ちるという都市伝説。
  • 資格の学校で直前期の試験問題が激ムズになる。※ここで受験生がかなり諦める。
  • 徐々に受講生が少なくなる。※勉強についていけなくなる。

次回は財務諸表論について実体験を書きたいと考えています。

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この記事を書いた人

1985年生まれ。

「まずは自分でやってみる」をモットーに行動しています。
仕事は人の役にたつことを!
趣味は自分がやりたいと思ったことを!
最後は楽しいか楽しくないかで判断している開業税理士です。

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