税理士試験
税理士は5科目取得する必要があり、必須科目である会計科目「簿記論」「財務諸表論」の2科目と、選択必須科目である「法人税法」「所得税法」のいずれか1科目以上を含む、税法3科目の合計5科目に合格することが必要となります。なお、税理士試験は科目合格制となり、5年~10年をかけて合格を目指すのが一般的です。
税理士試験の合格基準点は各科目とも満点の60%と定められておりますが、実際には配点は公表されず、平均合格率は15%前後となります。つまり実質的には競争試験となり、合格を目指すためには受験者全体の上位10%を目指す試験対策が必要です。
私の消費税法成績
簿記論の合格が自己採点で確実であったため、
消費税法と法人税法をT学校のレギュラーで申し込み。
勉強の配分は理論70%計算30%。
とにかく理論を覚えないと勝負ができないと知り、
常に理論マスターを片手に持って、暇さえあれば読んでいた。
計算については基本を覚えたあとはひたすら総合問題。
直前期までは上位50%ぐらいであったが本試験直前には
上位30%ぐらいになっていた。
本試験前には理論をぶつぶつ言いながら歩いて
覚えており、通りすがりの人からしたら「変な人」と
思われていたにちがいない。
税法は自己採点せず。※理論の点数をつけられないため。
回答は見てなんとなくできたか、できていないかで判断。
この年は運がよければ受かるなと思った程度。
結果消費税不合格(A判定)法人税法不合格(C判定)
※特に法人税法は受かる気がしない・・・と思った。
Tの広島校で消費税法を受講(上級コース)
この年に会計事務所へ就職したため、働きながらはさすがにきつかった。
消費税法の合否が微妙であったため、9月から12月は法人税法を受講し
合否の結果がでて消費税に切り替え。
残業の嵐だったため、その時に消費税のみで勝負と決断。
直前期まではリズムを崩さないために授業と計算は問いていたが
理論を覚えるということはできなかった。※会計事務所あるある?
直前期になり、取り返すために理論90%計算10%に。
ひたすら理論を暗記。最終的には頭の中に目次があり
目次で理論をまわし、引き出せるようにしていた。
結果消費税法合格
※自己採点はしていないが終わった瞬間受かったと思った。
消費税法あるある
- 税法初受験の人が多い
- 税法の理論を覚えるということに拒否反応を示すきっかけになる。
- 理論を覚えないと答練すら受ける意味がなくなる。
- 大学院に行く人は最後の科目を消費税にしがち。
- 試験会場で理論マスターを見ている人はだいたい落ちる。
次は法人税法について書こうかなと・・・