【税理士試験】相続税法

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税理士試験

 税理士は5科目取得する必要があり、必須科目である会計科目「簿記論」「財務諸表論」の2科目と、選択必須科目である「法人税法」「所得税法」のいずれか1科目以上を含む、税法3科目の合計5科目に合格することが必要となります。なお、税理士試験は科目合格制となり、5年~10年をかけて合格を目指すのが一般的です。

 税理士試験の合格基準点は各科目とも満点の60%と定められておりますが、実際には配点は公表されず、平均合格率は15%前後となります。つまり実質的には競争試験となり、合格を目指すためには受験者全体の上位10%を目指す試験対策が必要です。

私の相続税法成績

受験年
だいたい上位50%

相続税法をT学校のレギュラーで申し込み。最後の科目であったため単独科目で受講。

受講場所はTの広島校で途中からTのなんば校。

※5月より元法人税法の試験委員の先生の事務所で働くことになったため。

正直1年目は受かる気配を感じず。授業についていくので精一杯。

働きながらの初学は合格レベルにもっていくのはなかなか至難の業。

勉強時間は平日は2時間、土日は6時間。

ただ、子供が生まれたばっかりで勉強時間の時間帯は異なる。

土日はWEBで受講し、子供が寝たあとに理論暗記。

なかなか理論暗記ができず、答練では理論をかけずということが多々。

それでも法人税同様、最後まで一度も休まず授業をうけ、本試験へ・・

結果相続税法不合格(42点)

※この年より点数がわかるようになった。正直どうでもよかったけど。

受験年
上位40%ぐらい

試験後落ちていることが確実であったため10月より勉強を開始。

勉強時間や勉強の方法は昨年同様。なぜ落ちたのかを考えたときに

圧倒的に勉強時間が足りないことを感じる。

もっと効率よく仕事をして、勉強時間を増やさなければ絶対に合格できないと思い

朝と仕事を終わりを事務所で勉強させていただく。

※大阪の先生は本当に勉強に理解があり、感謝しかない。

ただ、土日の日中は子供との時間を大切にしたいため、簿記論を勉強していたときの

ようなことはできなかったのも事実。

結果相続税法不合格(47点)

あれだけ勉強してもまだこの点数かと・・・

改めて受験者レベルが高いと痛感。

受験年
上位30%前後

勉強時間は変えず。ただ、勉強のやりかたを変更。

このタイミングで初めて資格の学校をO社にチェンジ。(初の浮気)

※ここ数年O社が理論の予測を当てており、O社が有利だったため。

授業を短縮して聞ける講座があったのと、理論マスターが覚えやすかったという理由もあるけど。

とにかく、O社用の理論を暗記。

計算についてはもう新しくやることはなかったので

答練のみ。専念生も多いため、成績については特に意識せず。

本試験に受かれば良いという発想で着実に勉強を進める。

本試験終了後、たぶん合格したかなという感覚だったが

結果相続税法不合格(55点)

※相続税法は官報合格者の最後の科目にする人が多いため

本当にレベルが高いと痛感。ここまでくると最後は運かなとも。

受験年
もう成績は意識せず

合格していたと思っていたので年内は勉強せず。

合格発表後、合格できていなかったので固定資産税法に

変更しようか悩んだが、意地の相続税法で再受験。

もうやることは一緒。授業を2倍速で見て、計算は答練のみ。

あとはひたすら理論をまわす。これのみ。消費税法の時同様に

目次で理論をまわせるようになっていた。

さあ試験本番。

試験はじめる前に名前などを書かせてもらえないというトラブルがあり。

計算問題を解きながら、意地の悪い計算問題をだすなと思いながら問いていた。

理論は相続税法なのに贈与税に関する問題を2題だしてきて、

癖の強い問題をだすなと思いながら問いていた。

嫌な試験ではあったけど、まあ運次第やなというような出来。

結果相続税法合格

官報合格のため、色んな方々から連絡いただく。

やっと終わったと感じる。

理論暗記は必須。計算も50点中40点を解けるレベルと精度が必要。税法のなかでも圧倒的に受験者レベルが高いことを痛感。あと、働きながらだと専念生の1年分の勉強が2年かかると実感。

相続税法あるある

  • 資格の学校によって理論の予測と勉強範囲が異なる。
  • 受験者レベルが高い。
  • 他の科目より理論暗記の精度が高い
  • 4科目で最後の科目にする人が多い。
  • 受験会場にたまにおじいちゃんが受験していることがある。

税理士試験は過酷です。でも、あきらめなければ必ず受かります。

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この記事を書いた人

1985年生まれ。

「まずは自分でやってみる」をモットーに行動しています。
仕事は人の役にたつことを!
趣味は自分がやりたいと思ったことを!
最後は楽しいか楽しくないかで判断している開業税理士です。

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